事業構想をする際、まず最初に訪れる壁は「アイデア出し」です。なかなか良いアイデアを出すことができず苦しまれている企業は少なくありません。約700社、1万件以上の事業企画案に対しアドバイスをしてきた結果、成功する事業企画には「自己の認知を拡げるための仕組み」が欠かせないことが分かりました。本講演では、自己の認知を拡げるための仕組み、方法、具体的ツールなどについて紹介していきたいと思います。
提供:株式会社HRインスティテュート
我々は、事業構想のプロセスを5フェーズ10ステップで捉えています。フェーズ1でビジネスモデルの背景・問題意識を明確にし、それを仮説化します。フェーズ2で仮説を検証していきます。フェーズ3でそれをビジョン化し、フェーズ4で実現のための戦略を描き出します。フェーズ5で事業シミュレーションをするという流れなのですが、そのなかでも特に大切なのがフェーズ1です。
HRIでは、創業以来30年にわたり、700社、1万件以上の事業構想の現場に立ち会ってきたという実体験からの知見を持っております。またその支援の方法はプロセスコンサルテーションとしてのワークアウト手法であり、お客様企業の新規事業立ち上げチームに伴走するという方法をとることで成功率を高めてまいりました。同時にワークアウト手法は、お客様企業のなかに事業を構想できる人材をつくり出していくという人材育成のプログラムになっています。いま「新規事業立ち上げ」を看板に掲げるコンサルティング会社が多いと思いますが、その先駆けである弊社の方法論をぜひ知っていただきたいと思います。
株式会社HRインスティテュート取締役シニアコンサルタント 真宗大谷派(東本願寺)僧侶・教師
櫻橋 淳氏
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科後期博士課程単位取得満期退学。英国国立ウェールズ大学経営大学院修了(MBA)。世界文化社にて女性誌などの編集、グロービスにて組織開発コンサルティング、日本IBMにて戦略コンサルティング業務に従事した後、HRインスティテュートに参画。専門領域は、新規事業開発、新商品開発、戦略立案、リーダーシップ開発などのコンサルティング。