現在、世界的に人的資本経営が注目されています。世界の投資家は企業に対し、競争力の源である「人材の可視化」を求めています。
自社の人材がどのような状態にあるのか、人材面の課題はどのような点にあるのか、その課題をどのように解決しようとしているのかについてのストーリーを投資家は聞きたがっています。
そのためには、まずは人材および人材ポートフォリオの可視化が不可欠です。
本講演では、テクノロジーを使った人材の可視化についてご紹介させていただきます。
提供:株式会社ヒトラボジェイピー
現在、世界的に人的資本経営が注目されています。この流れは、大きくは以下の二つの影響を受けています。一つは、1990年代から続くコーポレート・ガバナンス改革の一環としての流れです。投資家の観点から企業に対し、リターンとリスクに関する事項を積極的に開示することを求めています。二つめは、企業競争力の決定要因が「人」にシフトしつつあるということです。
この二つの流れから、投資家は企業に対し、競争力の源である「人材の可視化」を求めています。
これを具体的に示したものが伊藤レポートでも指摘されている「動的な人材ポートフォリオ」となります。
それでは、人材ポートフォリオはどのようにしたら可視化ができるのでしょうか?
人材ポートフォリオを迅速に把握し、次のアクションにつなげるためには伊藤レポートでも指摘されているようHRテクノロジーの活用は不可欠です。
本講演では、弊社ヒトラボジェイピーが開発した日本初の能力診断システム「マシンアセスメント」を用い、社内の人材ポートフォリオを可視化するアプローチを紹介します。
弊社ヒトラボジェイピーの人的資本経営において以下の特徴を有しております。
①コーポレートガバナンスの専門家による投資家訴求のアプローチ
②日本発の能力診断システム「マシンアセスメント」による人材のコンピテンシーの可視化
③豊富な人材診断データによる、人材の競争力の市場水準データの保持
人的資本経営の推進には、以上の複合的なアプローチが不可欠となると考えております。
株式会社ヒトラボジェイピー代表 立命館大学大学院経営管理研究科教授
永田 稔氏
一橋大学社会学部卒業、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)にてMBAを取得。松下電器産業(現パナソニック)、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経てウイリス・タワーズワトソンに入社。20年近く、ビジネスモデル、組織モデル、人材マネジメントモデルを一体としたコンサルティングに従事。2016年6月にウイリス・タワーズワトソンを退社し、ヒトラボジェイピー(HitoLab.jp)を立ち上げる。 著書に「不機嫌な職場(共著)」講談社、「攻めのガバナンス―経営者報酬・指名の戦略的改革(共著)」東洋経済新報社、リーダーシップの名著を読む(共著)」日本経済新聞社、「非合理な職場」(日本経済新聞出版社)、「AI活用によるデジタル人事の教科書(共著)」(総合法令出版)、立命館大学大学院 経営管理研究科 教授。