上智大学法学部教授(社会保障法)。大学院進学以降、フランス及び日本における障害者政策の研究をしてきました。近年、特に雇用政策に関して研究する機会が増えていますが、障害年金や障害福祉サービスなどの社会保障政策の研究にも力を入れています。障害者の抱える困難は、日常生活・社会生活のあらゆる場面に及びます。幅広い視点から障害者政策について検討することを心がけています。
1970年に一橋大学法学部卒業後、ボローニャ大学(イタリア政府給費生)、東京大学大学院博士課程(単位取得退学)、ニュー・サウス・ウェールズ大学客員研究員(豪州)、ボローニャ大学客員教授、トレント大学客員教授、法政大学大学院政策創造研究科教授、厚生労働省・労働政策審議会会長等を経て、2013年から2017年まで中央労働委員会会長。現在、法政大学名誉教授、認定NPO法人キャリア権推進ネットワーク理事長。主な著書に『雇用政策とキャリア権』(弘文堂・単著)、『雇用と法』(放送大学教育振興会・単著)、『労使コミュニケーションと法』(日本労働研究機構・単著)、『労使紛争の処理』(日本労使関係研究協会・単著)、『外資系企業の人事管理』(日本労働研究機構・共著)、『キャリア・チェンジ!』(生産性出版・編著)など。