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雇用が変わる、人事が変わる~企業と働く「個」の関係変化にどう対応するか~「雇用の未来」×「人事の未来」 【HRサミット2020 ONLINE_基調講演】~

  • この講座で解決できる課題
  • 多様化する雇用に対応したい
  • 人材育成の体系を見直したい
2019年に経団連の中西宏明会長やトヨタ自動車の豊田章男社長が、相次いで終身雇用の見直しについて発言し、
話題となりました。経済界の重鎮のこれらの発言は、日本型雇用システムが色々な意味で限界に達している
ことを意味していると言えるでしょう。経団連は「2020年版経営労働政策特別委員会報告」において、
雇用の柔軟化・多様化、ジョブ型雇用への転換などについて言及しています。こうした雇用の変化に対して、
人事の役割はどのように変わるのでしょうか。

新型コロナウイルス感染の影響で、こうした変化の動きに一層拍車がかかっているように見えます。
そして、その背後には、企業と働く「個」の関係の変化が見て取れます。日本型雇用の特徴と言われる
「メンバーシップ型雇用」が薄れていくなかで、社員は自律的にキャリアを作ることが求められます。
逆に言うと、企業は社員のキャリアの権利や多様なニーズを一定程度認め、一方的な転勤や異動などの
命令は慎む方向に徐々に向かうのではないかと見られます。

本パネルディスカッションでは、厚生労働省労働政策審議会委員であり、人材マネジメント論・
組織行動論・労使関係論を専門とされる学習院大学経済学部教授の守島 基博氏、
元パナソニック社員として、パナソニック若手有志の会「One Panasonic」、そして企業の枠を
超えた大企業若手・中堅有志コミュニティ「ONE JAPAN」を発足させ、その後会社を辞めて
夫婦で世界一周を果たした濱松誠氏、ファシリテーターにProFuture代表 HR総研所長
寺澤康介が登壇し、雇用の変化、企業と働く「個」の関係変化がどのように進んでいるか、
人事の役割はどう変わるかについて、議論したいと思います。

【ファシリテーター】ProFuture株式会社 代表取締役社長/HR総研 所長 寺澤康介

提供:ProFuture株式会社

守島 基博 氏

守島 基博 氏

学習院大学 経済学部 教授

1986年 米国イリノイ大学産業労使関係研究所博士課程修了。人的資源管理論でPh.D.を取得。カナダ国サイモン・フレーザー大学経営学部助教授。1990年 慶應義塾大学総合政策学部助教授、1998年 同大大学院経営管理研究科助教授・教授を経て、2001年 一橋大学大学院商学研究科教授。2017年より学習院大学経済学部教授。2020年より一橋大学名誉教授。厚生労働省労働政策審議会委員、中央労働委員会公益委員などを兼任。 著書に『人材マネジメント入門』、『人材の複雑方程式』(共に日本経済新聞出版社)、『人事と法の対話』(有斐閣)などがある。

濱松 誠 氏

濱松 誠 氏

ONE JAPAN 共同発起人・共同代表

1982年京都生まれ。2006年パナソニックに入社。海外マーケティング、人材・組織開発、そしてベンチャー出向等を経て、2018年の末、パナソニックを退職。2012年、本業の傍ら、組織活性化をねらいとした有志の会「One Panasonic」を立ち上げる。その後、志を同じくする仲間たちと出会い、2016年「ONE JAPAN」を設立、代表に就任。現時点で54社・1500名が参画。共創、人材育成、土壌づくり、意識調査等に取り組む。日経ビジネス「2017年 次代を創る100人」に選出。2019年、夫婦の夢だった世界一周を実現。現在は企業のアドバイザーなどをしながら、起業準備中。

寺澤 康介

寺澤 康介

ProFuture株式会社 代表取締役社長/HR総研 所長

1986年慶應義塾大学文学部卒業。同年文化放送ブレーン入社。2001年文化放送キャリアパートナーズを共同設立。常務取締役等を経て、07年採用プロドットコム株式会社(10年にHRプロ株式会社、2015年4月ProFuture株式会社に社名変更)設立、代表取締役社長に就任。8万人以上の会員を持つ日本最大級の人事ポータルサイト「HRプロ」、約1万5千人が参加する日本最大級の人事フォーラム「HRサミット」を運営する。