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With/Afterコロナで求められる人事評価の改革 360度フィードバックとはリモートワーク環境における納得性の高い人事評価の導入

  • この講座で解決できる課題
  • リモートワーク環境における納得性の高い人事評価の考え方
  • 初めて360度フィードバックを導入する際のお悩み解決
私たちの働く環境は、コロナウィルス対策としてテレワーク、リモートワークと急激に変化しました。
これから先も以前のように社員全員が同じ時間、同じ場所で一堂に会して顔を突き合わせて業務をすることはリスク対策の観点から難しいのではないでしょうか。

突発的に対応をしたリモートワークではありましたが、今では「リモートワークでも普段通りの業務ができるじゃないか」という新しい事実も私たちに提示しました。
同時に「リモートワーク中の仕事振りがわからない。どうすればいいのか」という新しい課題もうまれました。

特に大きな課題は人事評価です。
日本ではこれまで成果や業績に関する「業績評価」、知識や能力に関する「能力評価」、行動や態度に関する「情意評価」を組み合わせた評価が一般的でした。
リモートワークで上司が部下の日常の仕事振りを把握できない中で、「能力評価」「情意評価」の妥当性、納得性はどのように担保すればいいのでしょうか?

一つの解決策は「業績評価」のウェイトを高めることですが、業績のみでの評価は置かれた状況の違いがあるため納得性が低くなりやすいです。
そこで業績のみならず、業績が出た「プロセス」「行動」についての評価材料を収集し、その内容も踏まえたフィードバックをおこなうことが効果的です。

ここで注目を集めているのが、360度フィードバックの活用です。
部下と共に仕事をする仲間から行動に対する評価を得ることで、上司の視点からだけではなく、多様な評価材料で部下の納得感を醸成することができます。
360度フィードバックの手法は日本に上陸して50年が経ちますが、まだ導入率は20%程度です。
年功序列的な風土が色濃い日本型組織にはなじみにくかったのがその要因ですが、昨今のビジネス環境の変化を踏まえ、日本を代表する大手企業でも新規導入する動きが活発化しています。

本講演では、リモートワーク下での人事評価にお悩みの方、はじめて360度フィードバックに興味を持たれた方に、360度フィードバックがリモートワーク下で求められる背景、実施のメリットとデメリット、成功に導くための10ポイントなどをお話いたします。

提供:株式会社シーベース

深井 幹雄

深井 幹雄氏

株式会社シーベース 代表取締役社長

1995年エン・ジャパン株式会社入社。新卒サイト、派遣サイト、エージェントサイトの事業部長を経て、2017年株式会社シーベースの代表取締役社長に就任。