個と組織の成長を促すこれからの人材マネジメント"ヒューマンリレーションシップ"重視のマネジメントとは
- この講座で解決できる課題
- 組織やチームの成長が感じられない
- テレワーク導入などの環境変化にマネージャーが追いつけていない
- 一人ひとりの社員の成長を促す新たな方法が見いだせない
テレワークの浸透、働き方改革、ダイバーシティ、副業解禁、女性の活躍・・・など、個と組織を取り巻く環境が大きく変化している中、ほとんどの企業でこれまでのマネジメントの方法を見直す必要性が生じています。
具体的には「人材の質」を高めることに加え、人材同士の「関係の質」の向上が欠かせません。1人、1社で完結できる仕事の割合は低下し、社員や仕事に関わる人の価値観、属性、能力は多様化の一途にあります。また、労働時間の拡張に依存した企業成長は昔の概念となり、限られた労働時間、人材の中で、いかに生産性高くアウトプットを創出するかが求めれます。
こうした中、企業のマネージャーには多様化する人材同士をチームや企業が追い求める目標に向かって統合し、力を発揮できる状態に導く能力の向上が必要です。ただ優秀な人材を集めれば組織としての力が高まる状況ではなく、人材同士の「関係性」を良好なものにし、質のよい関係性の中から、協働や助け合いが生まれ、1人、1社では生み出せなかった新たな商品やサービスといった価値を生みだすことができるかどうか、がマネジメントにおける課題となっています。
本セミナーではこうした背景のもと、以下の観点を中心に「これからの人材マネジメント」のポイントを5つの項目に分けて解説します。
1.そもそも人材マネジメントとは何か
2.ヒューマンリソースの時代から、ヒューマンリレーションシップ重視の時代へ
3.関係の質を高めるマネジメントとは
4.実践例のご紹介
5.経営者、人事部、現場のマネージャーに求められる具体的アクション
新型コロナウィルスの影響により、ほぼすべての企業でテレワークが常態化しつつあります。こうした中でも社員同士の関係の質を高めるためには、ハード面とソフト面の双方での取り組みが欠かせません。
ハード面においては、組織のデザイン。環境への配慮が求められます。また人事制度や評価方法の改革も必要なテーマの一つといえます。
ソフト面においては、現場のマネージャーの関わりの変化が必要とされます。行動の変化は周辺環境の理解と、マインドセットによってもたらされます。マネージャーの意識と行動にどのような変化が求められるのか、具体的なアクションとして何が効果的か、コミュニケーションの方法にどのような選択肢を加えることができるのか、といった検討が求められます。
セミナーではクライアント向けのコンサルティングと自社の経営そのものに当事者として関わる立場から、弊社の代表取締役であるコンサルタントが解説をさせていただきます。
提供:株式会社HRインスティテュート
三坂 健氏
株式会社HRインスティテュート 代表取締役社長 シニアコンサルタント
慶應義塾大学経済学部卒業。
安田火災海上保険株式会社(現・損害保険ジャパン株式会社)にて法人営業等に携わる。
退社後、HRインスティテュートに参画。経営コンサルティングを中心に、教育コンテンツ開発、人事制度設計、新規事業開発、人材育成トレーニングを中心に活動している。
また、海外進出を担いベトナム(ダナン、ホーチミン)、韓国(ソウル)、中国(上海)の拠点設立に携わる。
国立学校法人沼津工業高等専門学校で毎年マーケティングの授業を実施する他、各県の教育委員会向けに年数回の講義を実施するなど学校教育への支援も行っている。
近著に「この1冊ですべてわかる~人材マネジメントの基本(日本実業出版社)」「全員転職時代のポータブルスキル大全(KADOKAWA)」など。
2020年1月より現職。