在宅勤務を含むテレワーク環境を想定した人事制度は「ジョブ型(職務型)」「成果型」が適していると言われています。その背景として、勤務時間把握等の労務管理の部分と、直接的に見えにくいことからの人事評価の難しさという部分が主に挙げられています。
果たして本当にそうでしょうか。
本講演では、人事労務関連の制度のうち人事評価に絞り、職務等級・職能等級などの等級制度や賃金制度、そしてテレワーク制度の内容に応じて、最適な人事評価制度の方向性と運用の方法についていくつかのパターンを説明して参ります。
JR九州で信号通信設備設計、京セラのコンサルファームにて人事コンサルティング業務に携わるとともに部長として同事業部門を率いた後、新経営サービス及び同社に所属。
国内外にて、十数名の中小企業から数万人の大企業まで様々な規模かつ、あらゆる業種業態への組織・人事・教育に関する支援実績。
理念に基づいた経営と人事の融合をメインテーマに、豊富な制度構築や実務経験があり、特に策定だけではなく、内部に入り込む実践的運用支援が強み。
また、これまでに16,000人超に目標設定や評価面談を実施し、著書『あらゆる目標を達成するすごいシート』(日本実業出版社)は日本、中国、台湾で出版。