コロナ禍の影響で、多くの職場で『オンライン会議』が激増しました。しかし・・・「特定の人しか発言しない」「メンバーの参画意識が低い」「顔出しをしないメンバーが多くてやりずらい」など、オンライン会議での困りごとを耳にします。じつは多くのオンライン会議は、残念ながらオンラインの特性をよく理解せず行われているため、ミーティングとしての機能を十分に果たすことができていません。五感の中で、視覚と聴覚中心のオンライン空間において、何ができて、何ができないのか? その特性をよく理解して、会議を設計し、ファシリテートする実践的な方法をお伝えします。
また、オンラインで行う研修(トレーニング)のポイントについてもお話します。オンラインの特性を理解して、会議やトレーニング、そしてコミュニケーション全般を行えるようになると、『リモートワーク』を活用した働き方を継続しながら、成果を出し続けるチームづくりが可能となります。
危機に強い、柔軟なチームづくりのためにも、ぜひ『オンライン会議』運営のスキルアップに取り組みましょう。
武蔵野美術大学 造形学部卒。
クリエイターの養成学校を運営する 株式会社バンタンにて、スクールディレクター、各校館長を歴任し、その後、人事部教育責任者として社員、講師教育、人事制度改革に従事。さらに、同社にて人材ビジネス部門の立ち上げ、キャリアカウンセラー、スキルUPトレーナーとして社内外にて活動した。
その後独立し、2008年に株式会社しごと総合研究所を設立。
人と人との関係性が、個人の能力発揮に大きな影響を与えていることを教育経験から実感し、グラフィック・ファシリテーションやシステム・コーチングを使った組織開発やチームビルディング事業を展開している。
関係性を “見える化” するクレイワークや体験学習を得意とし、企業や組織のチームビルディングから、教育現場でのクラスづくりや教員同士の関係作り、地域コミュニティの関係性づくり等、様々な現場で活動中。
《出演》
NHK総合テレビ 週刊ニュース深読み(土曜 朝8:15~9:28)
※グラフィックレコーダーとして毎週出演(出演期間:2017年4月~2018年3月)
《書籍》
場から未来を描き出す―対話を育む「スクライビング」5つの実践
(英治出版2020年9月/著:ケルビー・バード、監訳:山田夏子)