新型コロナウイルス感染拡大により世界経済は一気に停滞し、多くの企業が低迷を余儀なくされています。働き方の変革が求められ、企業によって積極的な対応もあれば、消極的な対応にとどまるなど違いが生まれています。
このような変化を「機会」と捉え、自ら変化を創り出す組織・人材づくりを進めるために、人事は今後どのような役割を果たしていく必要があるでしょうか。変化への適応性が高い組織に変容していくために、組織の壁を越えて共創関係をつくり、自律的に価値創造を行なう人材が重要となります。そのような人材を発掘・育成し、そして組織のカルチャーを変容させていくための効果的な取り組みについて、実例と共にご紹介します。
自律的な個人の挑戦から価値創造が生まれ続ける企業内の価値創造エコシステムづくりを支援するイノベーション・イネーブルメントチームのコンサルタント。 想いを持った個人から自律的な挑戦が生まれるクリエイティブな組織カルチャーを醸成するために、社員エンゲージメントと価値創造の関係性から、組織開発、人材開発のデザインと実装のお手伝いをしている。
2012年に共創型実践研究「越境リーダーシップ」プロジェクトを産学連携で設立。自らの想いを起点に、既存の枠組み(組織、事業領域、国)を越境し、社会的課題を事業で解決するため、異分野との共創関係を構築して価値創造を目指すのリーダーシップの実践研究、個人の想いを起点とした社会的価値創造のエコシステムづくりに取り組む。