9/18(水)
15:35 - 16:35
AIやIoTなどの新たな情報技術の普及は、人の仕事を奪ってしまう「技術的失業」の懸念がある一方で、 働き方改革を推進するためのツールや、多様な人材活用を実現するためのツール、 労働者のワークエンゲイジメントを高めるためのツール、人手不足を緩和するためのツールなどとしての活用が期待されている。 本講演では、まず、技術革新と労働市場の関係を検証してきた労働経済学研究を踏まえ、 新しい情報技術普及についての正負の影響を整理する。 そのうえで、日本的雇用慣行や正規・非正規問題といった日本の労働市場に特有の課題を考慮しながら、 日本企業における新しい情報技術の利活用の方向性や労働・教育施策への含意などを議論する。 後半は、学習院大学 名誉教授 / 学習院さくらアカデミー長 今野 浩一郎氏を迎えて、トークセッションでお送りいたします。
慶應義塾大学商学部 教授
1995年慶應義塾大学大学院商学研究科修士課程修了、2003年ブラウン大学大学院経済学部博士課程修了(経済学博士)。1995年日本銀行、2007年慶應義塾大学商学部准教授を経て2014年から現職。専門は労働経済学。主な著作物に『労働経済学で考える人工知能と雇用』三菱経済研究所(2017年)、『実証分析のための計量経済学:正しい手法と結果の読み方』中央経済社(2015年)、『労働時間の経済分析:超高齢社会の働き方を展望する』(共著)日本経済新聞出版社(2014年、第57回日経・経済図書文化賞受賞)などがある。
学習院大学 名誉教授 / 学習院さくらアカデミー長
1971年3月東京工業大学理工学部工学科卒業、73年東京工業大学大学院理工学研究科(経営工学専攻)修士課程修了。73年神奈川大学工学部工業経営学科助手、80年東京学芸大学教育学部講師、82年同助教授。92年学習院大学経済学部経営学科教授。2017年学習院大学 名誉教授、学習院さくらアカデミー長。 主な著書に、『正社員消滅時代の人事改革』(日本経済新聞出版社)、『高齢社員の人事管理』(中央経済社)など多数。
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