これからのHRテックとデジタル・トランスフォーメーション

この講演の「聴きどころ」を教えてください。: ITの進化がますます加速し、さまざまなアプリや環境が日々改良され変化しているが、ミレニアム世代は生活の一部として難なく利用し恩恵に浴している。一方、経営陣や管理職は組織としての対応力が求められている。ITリテラシーのギャップがそのまま世代間のギャップとなる現状のなか、HRとしてどのように対処すればよいのか。手始めに、重要で主だったテクノロジーをIT業界に精通した講演者がわかりやすく解説する。加えて、少子化に伴う労働人口の減少傾向のなか、どのように人材を確保し、生産性を上げるのか。その活路を、組織の教育と個々の人材育成に求める。成功の鍵は、教育される側のモチベーション。それらを諸々の要素を考慮しながら最新の教育管理システムと人材育成システムの融合で組織の問題点を解決していくには。
貴社の強みや、サービスの特徴をお聞かせください。: eLearningからスタートし、創業30年以上の実績と経験に裏打ちされた一貫したサービス。単なる教育システムではなく、採用から配置、分析、シミュレーション、人材育成、評価など、人材に関する様々な施策を機能的に網羅し、業界随一の規模と実績と誇る。近年のHRテックの応用にも早くから取り組み、モバイル化を軸にしたデジタル・トランスフォーメーションを実際のシステムで実現した。今後AIやビッグデータによるさらなる改良が見込めるサービスを提供していく。
登壇される方についてお聞かせください。: コンピュータ業界の主要企業であるIBMや現在のデータセンターの軸となるインフラを開発したレッドハットなどに在籍し、IT全般に精通する一方、日経コンピュータ編集記者としても様々な情報を発信してきた。さらに外資系日本法人の代表を長らく務め、米国だけでなく、ヨーロッパ、アジア地域など幅広いビジネス経験を積む。テクノロジーに精通するだけでなくグローバルな観点からも今後のHRテックの展望を語れる稀有な存在。
ご参加の皆様へメッセージをお願いします。: お気軽にどうぞ。

講師紹介

平野正信氏

サムトータル・システムズ株式会社　代表取締役社長

IBMの開発エンジニア、日経マグロウヒル社（現日経BP社）記者、ハイペリオン日本法人代表、レッドハット・アジア担当VPなどを経て現在に至る。記者としての人脈、ソフトウエア全般、会計、人事などのITソリューションなどの豊富な経験を生かし、業界のビジョナリーとして活躍。明快な説明に定評がある。