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D7

9/19(木)

9:30 - 10:40

【令和の時代】次世代を担うリーダーに必要なマインドセットBeautiful Harmonyを実現する経営

この講座の特典 アンケートと引き換えに、弊社HRインスティテュートののビジネス書籍を差し上げます
この講演の「聴きどころ」を教えてください。
REIWA(令和)マネジメントを日本から世界へ。
R=礼節を保ち
E=叡智にたけ
I=潔く
W=和を重んじ
A=愛を示す

グローバル化の波とローカル文化(保護主義)がぶつかり合う傾向が強まっている昨今、日本(東洋)がもつ5つのマインドセットをアジアおよび世界へ拡げていきたいと考えます。

誰しも心のどこかで、上記5つの特性を持った組織や人を尊敬する気持ちがあるのではないでしょうか。同じ思いの人は万国共通に存在するはずです。

西洋型の論理マネジメントだけでなく、東洋型の令和マネジメントスタイルを融合させることで、組織をさらに魅力的にすることができます。MBAスタイルのマネジメントを学んだ日本企業や日本人が、今度は原点に戻り自分たちの強みをさらに磨いていくときが到来しました。このチャンスを活かして組織&自分をアップデートし才能ある人々を惹きつける会社となっていただきたいです。

REIWAという5つのマインドセットをどんな仕組みに落とし込めば、組織の日常がよりゆたかで幸せなものになるのか。弊社の挑戦含め具体的なケースをご紹介いたします。
貴社の強みや、サービスの特徴をお聞かせください。
HRインスティテュートは「利他主義×民主主義」を大切にしています。

26年前の設立のときからソーシャルカンパニーを標榜し、ベトナム&カンボジアに17校の学校を寄贈し、定期的に訪問し交流を続けています。

また全員参画型経営をめざし、ユニークな経営を貫いています。たとえば給与は、「インディアン・ミーティング」で決定します。全員が、一人一人1年間の自分の活動を報告し、来期の年収を全員に提示します。

そして全員が賛成か反対の挙手をしその理由を事実と共に伝えます。こうして皆さんの意見を聞いた本人が再度自分の年収をファイナル提示します。最終的には人事担当役員が本人の希望額と周りの意見・過去のデータ、経営指標を鑑みたうえで理由と共に年収額を伝えます。

互いのやり取りの一瞬にその人の人間力が現れます。相手の成長を目的とした厳しいアドバイスや一隅を照らす愚直な活動への賛辞。お互いをよく見ていなければ発言できません。

「インディアンミーティング」の名前の由来は、インディアンは部族の子供をみんなで共育する、という話からきています。社長であれ、新人であれ、互いにまっすぐに評価し共育しあいます。

私たちが26間貫くWAYの一つです。これ以外にも、HRIにはユニークなWAYマネジメントが息づいています。人や組織の可能性や主体性を挽き出すご支援は、自分たちの日常の実体験から生まれているのです。
登壇される方についてお聞かせください。
HRインスティテュートを26年前に誕生させたときから、「HRIに入ったら、そのメンバーが入社する前よりも人として成長し、天に徳を積んで周りにプラスの影響を与える人間となってHRIを卒業していく」そんな会社をつくりあげたいと思い続けています。

では、どうしたら天に徳を積めるのか。メンバーには、「信頼・感謝・尊重」「オープン・ソーシャル・グローバル」の2つを唱えています。社内はオープンが基本、信頼のコミュニケーションはオープンであることから始まります。社長&メンバーの経費も給与もすべてオープン。なにもかも見える化しています。そしてソーシャル(社会)に対して、存在させていただていることに感謝し、よりよい社会にするための価値提供を継続します。最後はグローバル(世界)に目を向けて、互いの違いを尊重しあってカラフル&ハーモニーのある世界を創り上げていくこと。これらの3つのベクトルに意識を向けていただきたい。そんなことをつぶやき続けているサーバント・リーダーです。

また、ビジネスブレークスルー大学大学院では、ビジネススクール設立時から教授を務めさせていただいております。「価値創造型経営」という科目を担当し、優秀な社会人学生さんたちに刺激を受け、そして魅力的な教授陣からエネルギーをいただき、まさに自分自身がリカレント教育を実践中です。天に召されるその日まで進化/新化/深化し続けたいと考えます。
ご参加の皆様へメッセージをお願いします。
あなたのいる組織やチームは「令和=Beautiful Harmony」に合ったスタイルのマネジメントですか?

「会社の成長が個人の成長になる」というのは成長期のお話。いまは、「一人一人の成長が会社の成長になる」時代です。会社全体を変えるのはむずかしくてもあなたの職場やチーム単位でティール組織のように自分たちオリジナルの納得のいくマネジメントの仕組みを考えてみてはいかがでしょうか。そのヒントになるドゥハウをご紹介いたします。

ぜひ自分ゴトとして新しいマネジメントのスタイルをイメージしてみてください。自分たちはどこをどうゆたかにしたらいいのか、ポイントが見えてくると思います。「すぐには無理でも、いつか来る変革のチャンスのために自分のできるところから手をつけよう」と思えるヒントをお持ち帰りいただければ幸いです。

講師紹介

  • 稲増美佳子

    稲増美佳子氏

    株式会社HRインスティテュート 代表取締役社長/ビジネス・ブレークスルー大学大学院経営学教授/一般財団法人サンダーバードグローバル経営大学院教育財団評議員/日本看取り士会認定看取り士

    組織開発、事業戦略策定支援、ウェイマネジメント支援などの コンサルティングおよびノウハウ ドゥハウシリーズの研修プログラムの開発&実施に携わる。HRI著作物の主要執筆メンバー。前職は、富士通にてフィールドSEとして総合商社のSIS構築当。Thunderbird School of Global Management(米国サンダーバード大学院)国際経営学修士。Global Mindset 認定コーチ、PRIDE ファシリテーター、Pursuasive Communicator ファシリテーター。

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