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D6

9/18(水)

16:50 - 18:00

組織のモチベーションをあげる!自利利他円満のマネジメント仏教的視点を組織開発に活かす

この講座の特典 アンケートと引き換えに、120冊刊行いたしました、HRIの書籍を差し上げてます
この講演の「聴きどころ」を教えてください。
 VUCA(不安定で、不確実、複雑、曖昧模糊とした)な時代に突入したといわれてもう随分と時間が経ちました。世界はいよいよ混沌とした状態のなかにあります。

 このような状況下において、現在、企業で働く多くの人が不安を感じて仕事をしているというのが現実ではないでしょうか。年金制度はどうなるのか、医療制度はどうなるのか、老後の生活は大丈夫なのか、自分の子供たちの世代は大丈夫なのか。社会はどうなるのか、組織はどうなるのか、家族はどうなるのか、そして自分自身はどうなるのかー。

 さて、人はなぜ不安を感じ、なぜ不満を抱き、そしてなぜ悩むのでしょうか。そうした問いに2500年前から答えてきたのが、仏教であります。

 どうすれば安心できるのか、どうすれば満足できるのか、どうすれば悩まなくてすむのか、そのことを知らせようとしているものが仏教なのです。

 仏教は、決して、神秘的な世界に我々を誘導しようとしているのではありません。当然の道理を伝えようとしているのです。本来あるべき自分に気づかせようとしているのです。

 こうした仏教の知恵を、現代社会に生きる私たちの企業社会、組織、そしてマネジメントに応用をしていきたいと思います。
 釈尊の教説に耳を傾け、現代社会に生きる知恵を皆さまとともに学んでいきたいと思います。
貴社の強みや、サービスの特徴をお聞かせください。
 我々HRインスティテュートは、26年前に創られました。そして創業当初より、未来を切り拓くのは主体性としての自分、自分たちであり、一人ひとりが無限の可能性を秘めた存在であると信じて、「お客様企業に集う一人ひとりの主体性を挽き出す」ことをミッションとして、コンサルティング活動を行ってまいりました。

 また我々自身も、「ソーシャル・カンパニー」として主体的に社会貢献活動に取り組んでまいりました。アジアにおける学校建設、奨学金支援、東北復興支援など、一つひとつの地道な活動がいま大きく実を結んでおります。

 これからもコンサルティング、人材育成、社会貢献活動などを通じて、平和で希望あふれる社会の実現に貢献していきたいと考えております。
登壇される方についてお聞かせください。
真宗大谷派(東本願寺)の僧侶です。
HRインスティテュートでは、取締役チーフコンサルタントをしております。
また、ベトナム現地法人を統括する担当役員でもあります。

世界文化社にて雑誌編集、マーケティング、事業企画に携わった後、グロービスにて組織開発コンサルティング、日本アイ・ビー・エムにて戦略コンサルティング業務を担当いたしました。その後HRインスティテュートに参画しております。専門領域は、事業開発、商品開発、組織開発領域のコンサルティングです。

最近では仏法をリーダーシップ開発やマネジメントに活かすといったコンサルティングも多く手がけております。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科後期博士課程満期退学。大学院では、ソーシャル・キャピタルや社会システム論などについて研究をしておりました。
ご参加の皆様へメッセージをお願いします。
現代社会において、どうやって苦悩を周囲の人とともに滅していくべきかを、皆さまとともに考えていきたいと思います。
 ひとつの答えは「自利利他円満」にあります。
 お釈迦さまは、「周囲の人びとが苦悩していることこそが、自分自身の苦悩である」と教えられました。
 つまり、今できていることはすべて、自分の力だけではなく、目にみえない「ご縁」からいただいたということに気づいていくということです。
 そこに、自分ひとりの力ではどうにもならないことをともどもに超えていこうという意欲が湧いてくるといえるでしょう。

講師紹介

  • 櫻橋 淳

    櫻橋 淳氏

    株式会社HRインスティテュート 取締役チーフコンサルタント 真宗大谷派(東本願寺)僧侶

    慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科後期博士課程満期退学。英国国立ウェールズ大学経営大学院修了(MBA)。世界文化社にて女性誌などの編集、グロービスにて組織開発コンサルティング、日本IBMにて戦略コンサルティング業務に従事した後、HRインスティテュートに参画。専門領域は、新規事業開発、新商品開発、戦略立案、組織開発領域などのコンサルティング。仏法にもとづくリーダーシップ開発プログラムを得意とする。

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