時代に負けない企業をつくる、エンジニア組織内製化と文化構築-セゾン情報システムズでの取り組み-

この講演の「聴きどころ」を教えてください。: 近年「ITテクノロジーが人々の生活を豊かにする」というデジタライゼーションが浸透し、スマートフォンやAIスピーカー、IoTなど暮らしの中でもIT技術によって生活習慣が変わりつつあるのを実感している方も多いのではないでしょうか。

一方企業側の取り組みとして、テクノロジーを活用し、進化・変化する人々の生活習慣に合わせて俊敏(アジャイル)にビジネスモデルや戦略を転換していく＝デジタルトランスフォーメーション(DX)の必要性も持ち上がってきています。しかし実際にデジタルトランスフォーメーションを必要としている企業の視点からすると、経営指標の考え方や社内文化を大きく転換することは腰が重い話でもあります。

企業が大きくデジタルトランスフォーメーションの一歩へ舵を切るには、商材に関わるエンジニアの環境づくりも重要な観点となります。事業を支えてきたエンジニア組織を持つ"日本の大手老舗企業"がどのようにしてエンジニア組織のあり方や社内文化を採用者に適合させていこうとしているのか、また現時点で推進している取り組みや実施結果について直接お話しいただく機会をご用意いたしました。

今回は従来の開発文化を新卒研修を通じて改革しようと取り組まれている、株式会社セゾン情報システムズ様をお招きし、対談形式にて実施いたします。
貴社の強みや、サービスの特徴をお聞かせください。: 株式会社ギブリーでは、エンジニアに特化したHR Techサービスを展開しています。
2016年にリリースした、エンジニアのスキルチェックツール「track」（旧codecheck）は、エンジニアの採用と育成を支援するプログラミング「学習・試験」プラットフォームです。プログラミングテストの作成から採点、評価、学習、習熟度チェックまでをワンストップで実施できる業界初のサービスとなっております。年間数千人を選考する大規模企業様の新卒採用から、ベンチャーの早期インターン採用、中途即戦力採用においてミスマッチのない人材採用と、人事やマネージャー、選考に携わる現場エンジニア/CTOの工数削減に寄与します。さらにエンジニアの社内評価、教育まであらゆるニーズにお応えします。

導入企業様として、LINE、ソフトバンク、富士フイルム、KDDI、コニカミノルタなど、IT・通信、メーカーなどの業界で導入が進んでいるだけではなく、生命保険会社、新聞社、エネルギー会社など、エンジニア採用を新しく取り組み始めた企業様にもご活用いただいております。
ご参加の皆様へメッセージをお願いします。: 企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)化に伴う、エンジニア組織の構築・拡大について実際に取り組まれた企業様よりお話いただきます。
取り組み方について迷われている方やこれからチャレンジしようとする方へ有益な情報をお届けいたしますので、ぜひご来場ください。

講師紹介

新田章太氏

株式会社ギブリー　取締役

2012年3月に筑波大学理工学群社会工学類経営工学専攻卒業。学生インターンシップ時代に「エンジニア」領域に特化した支援事業を株式会社ギブリーにて立ち上げ、入社。現在は取締役を務める。オンラインプログラミング学習・試験ツール等の自社サービスを立ち上げ、同社のHR tech部門を管掌。また、日本最大規模の学生ハックイベント、JPHACKSの組織委員会幹事を務めるなど、若い世代のイノベーターの発掘・支援にも取り組んでいる。
小山和也氏

株式会社セゾン情報システムズコーポレートサービスセンター副センター長兼 HRサポート部部長

自動車部品製造業に11年勤務した後、ＩＴ業界へ転身。ＩＴ業界の成長とともに、大手Sier・H/Wメーカーを経験した後、2010年より（株）セゾン情報システムズ人事部に入社。30年間一貫して人事部門で経験を重ね、採用・人材育成・労務・制度企画など人事業務全般を統括。非連続的な変化の激しいＩＴ業界において、バイモーダルな企業へと変身する為に様々な施策を展開中。