この講演の「聴きどころ」を教えてください。

平成生まれの労働力人口が、550万人に達しようとしています。毎年、約70万人の大学生が加わり、平成生まれの人たちが働き盛りになろうとしています。彼らは、成長している日本を見ていません。そんな若者たちの会社に対するエンゲージメントをどう高めていくかというのは、経営・人事にとってとても大事なテーマになってきているのではないでしょうか。平成生まれの若者を含む、幅広い世代をどうマネジメントすれば良いのか。その一つの解が、従業員同士が送り合う給与「ピアボーナス」です。IT企業を中心に広まってきているこの仕組みを開発したFrigne81代表の田中弦が、その効果について、実例・実績をご紹介しながら、お話します。

貴社の強みや、サービスの特徴をお聞かせください。

「Unipos」は日本で初めて従業員同士がボーナスを送り合うことを簡単に実現したサービスです。同僚に感謝したい時、ピアボーナスとメッセージをwebやアプリから送信すると、リアルタイムに全社に公開されます。メッセージに共感した社員は、「拍手（いいねのような機能）」をしてさらに賞賛の気持ちをポイントとして送ります。

メルカリ社をはじめ、100社以上の成長企業で導入されているピアボーナスは、従業員同士を雇用形態や役職を超えて繋ぐことで、組織風土の改善やエンゲージメントの向上、企業理念の浸透をサポートしています。

登壇される方についてお聞かせください。

最近、41歳にして娘が生まれました。この日は娘に会いたい気持ちを我慢して登壇します。会社では「社長」とか苗字ではなくて、「ゆづるさん」と呼ばれないと振り向きません。極度の寂しがり屋なので、従業員が165名になってもまだ、社長室を作らず、みんなが集まるコピー機の前に席を置いています。コピー用紙の交換も私が担当です。趣味はサウナとカメラです。

ご参加の皆様へメッセージをお願いします。

我々は日本で初めてピアボーナスサービスを提供し始めました。様々な人事のソリューションはあると思いますが、「Unipos」は私自身の経営者としての悩み・課題を自ら解決するために苦心して作り上げた自信作です。弊社は昨年上場したこともあり、ますます従業員数も増え、雇用形態やバックグラウンドが多様化してまいりました。ますます複雑化するマネジメントを「Unipos」に助けられています。

同じような悩みをお持ちの経営者・人事の皆様は、是非、お越しください。

講師紹介

• 

  田中 弦氏

  Uniposエヴァンジェリスト 兼 Fringe81株式会社　代表取締役CEO

  1999年にソフトバンク株式会社のインターネット部門採用第一期生としてインターネット産業に関わる。ブロードキャスト・コム（現Yahoo!動画）の立ち上げに参加。その後ネットイヤーグループ創業に参画。 2001年経営コンサルティング会社コーポレイトディレクションに入社。 2005年ネットエイジグループ（現UNITED）執行役員。モバイル広告代理店事業の立ち上げにかかわる。2005年Fringe81を創業、代表取締役に就任。2013年3月マネジメントバイアウトにより独立。2017年8月に東証マザーズへ上場を果たす。

提供会社