Coming Soon
9/20(木)

12:55 - 13:55

5,000名の調査結果から繙く新入社員育成の要諦~内定期間・入社直後の「達成基準」が鍵を握る~

この講演の「聴きどころ」を教えてください。
当社は年間で4,000回ほど公開型研修を行っておりますが、その中で「企業の『新入社員を育成する力』が低下しているのではないか」ということを強く感じております。
その原因が、各企業において今の新入社員の特性に合わせた教育手法を展開できていないことにあるのではないか、と当社は考えています。

当社では新入社員研修を提供するとともに、毎年約5,000名の新入社員に意識調査を行っています。
その調査結果から、近年、新入社員の仕事に対する意識が変化していることがわかりました。
また、実際に新入社員研修で新入社員と接すると、調査結果から読み取れる仕事に対する意識傾向以外にも、新入社員の特徴がみえてきます。
例えば、ネガティブな面としては「合理性を追求する」「同調性がある」「受け身姿勢が目立つ」「目的を限定的に捉える」等の点が挙げられ、
ポジティブな面としては「社会人としての立ち居振る舞いを体得することに時間はかかるが、やり方が分かれば実直に行動する」という点が見受けられます。

では、このような特徴をもつ新入社員をどのように育成していけば、自社の将来を担える人材に成長させることができるのでしょうか。
そのキーワードは、「内定期間および入社直後」の「達成基準」です。

間もなく内定式を迎える時期になりますが、本講演では「意識調査結果から読み解く新入社員の育成方法」、また「今からでも間に合う内定期間の活用方法」について、事例を交えながら解説いたします。
貴社の強みや、サービスの特徴をお聞かせください。
当社は定額制研修「Biz CAMPUS」や企業内研修など、人材開発サービスを13,000社以上にご導入いただきました。
その中でお客様が抱える社員教育の課題が見えてまいりました。
例えば、やらされ感が強く、能動的な学習環境の創出が難しくなりがちな「e-ラーニング」や「座学研修」、また現場の負担が大きく、属人化教育に陥りがちなOJTなど、これまでの教育手法には様々な課題がありました。
市場の急激な変化によってビジネスモデルの陳腐化が早まっており、社員教育の機能不全を起こしている企業も少なくありません。

そこで当社は新たな教育手法として、スマートフォンを利用した「Mobile Knowledge」という新しいサービスをリリースしました。
このスマートフォンで内定者教育を行うというサービスは、2014年に当社が業界で初めてリリース致しました。
これまでに1,500社以上にご導入いただいており、その企業様のお声を基に、毎年、コンテンツのブラッシュアップや、機能の改善を行っています。

また、最近ではモバイルと研修による「ブレンディッドラーニング」で、新入社員の「習慣化」を促す教育手法を昨年10月にリリースするなど、
新たな育成手法の開発に意欲的に取り組んでいます。
登壇される方についてお聞かせください。
私は、総合人材サービス企業で営業に従事した後、2010年にトーマツイノベーションに転職いたしました。

現在の主な業務は研修講師・コンサルティングで、特に実績が豊富な階層が新入社員です。
毎年900名を超える新入社員に対して研修の講師を行っておりますが、毎年、時代の移り変わりと、受け入れ側のパラダイムシフトの必要性を肌で感じるようになりました。
あまり世代で括ってしまうことは好きではありませんが、ここ数年間の新入社員の属性の変化は非常に顕著なものであり、私たち受け入れ側が時代の変化に対応していかなければなりません。
特に最近入社した新入社員は、正解探求思考ではありますが、「Why」「How」を指導すれば、素直かつ前向きに活動してくれる傾向があると感じています。

私自身、当社の新入社員育成の責任者を務めておりますので、自戒の念を込めて申し上げますが、新入社員が明るい未来をつかみ取れるかどうかは私たちにかかっています。
それだけ責任があり、かつ意義のある活動なのだと日々感じています。

皆様とお会いできるのも何かの縁です。本講演においては、私がこれまで携わってきた新入社員育成における秘訣を、余すことなくお伝えいたします。
ぜひ足をお運びください。
ご参加の皆様へメッセージをお願いします。
新入社員の傾向は毎年微妙に変化し続けており、効果的な育成手法も過去と比べると様変わりしています。

現代の新入社員に対する育成の要諦とはどのようなものか。
アンケート調査結果および研修実施結果をふまえつつ、そこから読み解いた内容を皆さまにお伝えしていきます。

新入社員教育を改善していく為には、まず新入社員の特性を知ることが必要です。
また、従来のやり方にばかり固執せず、今の新入社員に合わせて新たな内容・期間、そして手法にシフトさせていくことが重要なのではないかと考えております。

当日は、自社の新入社員社員の特性・傾向を事前に想起した上で講演に臨んでいただき、自社のご状況に照らし合わせながら聞いていただければと思います。

本講演が、新入社員育成に悩まれている皆さまの問題解決の一助になれれば幸いです。

講師紹介

  • 根本 博之

    根本 博之氏

    トーマツ イノベーション株式会社 人材戦略コンサルティング 第二事業部 人材開発エキスパート

    総合人材サービス企業に新卒で入社し、営業に従事した後、 2010年にトーマツイノベーションに転職。 主な業務は研修講師・コンサルティング。特に新入社員を対象としたトレーニングについては 多くの実績があり、毎年900名を超える新入社員を指導している。 関わった全ての顧客の人材育成課題を解決することを目指し、日々邁進中。 2013年、日本テレビ「NEWS ZERO」に講師として出演し、「聴く力」の重要性を説く。 2016年、日本経済新聞キャリアアップ面にて論理的思考力講座の講師として掲載。

提供会社

提供 ALL DIFFERENT株式会社
住所 〒100-0006
有楽町ITOCiA(イトシア) オフィスタワー15F〔受付〕・17F・18F
代表者 眞﨑 大輔
資本金 非公開
売上高 非公開
従業員数 316名(人員数)※2024年4月1日時点
事業概要 ■組織開発支援・人材育成支援
・組織開発・人材育成に関する各種コンサルティング・研修サービスの提供
・転職支援サービスの提供
■各種コンテンツ開発・提供
・組織開発・人材育成に関する各種サービスの開発
・オリジナル研修コンテンツの開発
・ビジネススキル・ナレッジテストなどのアセスメントツールの開発
・100名以上の社内プロ講師による研修の提供
■ラーニングイノベーション総合研究所による各種調査研究の実施
・組織開発・人材育成に関する定性・定量調査の実施
・調査結果の発表
問合せ先 ad-info@all-different.co.jp
URL https://www.all-different.co.jp

お申込みにはHRプロサイトへのログインが必要です

ログイン
メディアパートナー
企業と人材
人事実務
人事マネジメント
労政時報
月刊総務
経済界