Coming Soon
9/20(木)

12:55 - 13:55

ゼロから始めた社内英語公用語化~海外売上UPを目指して~

この講演の「聴きどころ」を教えてください。
これまで私たちが取り組んできた英語推進プロジェクトを厳しい目で見返すと、何が効果的で何がそうでなかったか、そしてもっとよくできたであろう事柄が見えてきます。この講演ではいくつかの鍵となる施策に着目し、それらがうまくいったかどうか評価付けをします。類似するプロジェクトに携わっている皆さんのご参考になるかと思います。

また「プログラムの継続性」という概念に入念に触れていきます。この概念は社員の信頼を築き、維持するための鍵となります。継続的かつ多くの社員が参加するプロジェクトでは、柔軟性・一貫性・創造性が運営側に求められます。この3つの考えに忠実でいることが社員を味方につけることに繋がり、やる気のある自発的な参加者を創出するのです。

最後に「全てに当てはまる方法は存在しない」という考え方を理解し、実行することの大切さをお話します。社内英語教育の講師や運営者は、プログラムが会社の文化にしっかり同調しているよう、適宜カスタマイズする必要があります。それにより社員が参加しやすくなります。プログラムが進行するにつれて「学びと向上」の新しい文化が発展し、社員がいかに働くか・いかに伝えるかを考え直すようになるよい影響も期待できます。最終的には、単なる英語力向上を大きく超越した結果を伴わせることができるのです。
貴社の強みや、サービスの特徴をお聞かせください。
サトーグループには大変強い企業理念があり、国境を越えて奨励され世界中にいる社員の結束力を強めています。この企業理念が団結意識を高め、一人一人の社員の個性が尊重されており、会社に貢献できるのだという認識を強めてくれています。

サトーで生まれたユニークな考え方に「現場力」というものがあります。お客様の立場に立って問題を理解する力という意味です。私達はただ需要に応じて商品やサービスを届けるのではなく、お客様が抱えている問題を現場目線で理解し、大幅な能率向上とコスト削減へと導く解決法をご提供します。そうしてお客様の期待を超えていくことを私達は誇りに思っています。

サトーの考え方に「人・モノ・情報の『最後の1cm』をつなぐ」というものがあり、これは現場の最前線で、お客さまの製品などの「モノ」に、ラベルなどの形で「情報」を貼り付けて(タギング)、追跡可能なデータとする、その領域をサトーが担うということです。私達はお客さまの工程の、まさに『最後の1cm』を整備するスペシャリストです。繰り返しになりますが、私達が競合他社より深いレベルでお客様のビジネスを理解しているからこそできるのです。
登壇される方についてお聞かせください。
英語教育について考えているとき以外は、スポーツやランニングで汗を流したりジムに行ったり、アクティブに過ごすのが好きです。昨年は障害物競走を始めたのですが、2つの”スパルタンレース”を完走しました。身体が健康であることによって、オフィスでもよりシャープにより能率的でいられるように感じています。
運動を別として、自分の時間のほとんどを一緒に過ごすのはとても元気いっぱいの2歳の娘です。英語を教えてあげています。
ご参加の皆様へメッセージをお願いします。
英語公用語化は、日本語でしか働いたことのない社員から、間違いなく懐疑的な意見や反対の声が寄せられるでしょう。新指針について強硬路線をとろうと柔軟路線をとろうと、目指すべきものは強固な土台と一貫性の上に継続していけるプログラムを創りあげることです。それにより信頼が生まれ、信頼は反対意見を軽減してくれます。この講演を通して、どのように英語推進プログラムを始めるのか、またどのように強化するのか、私たちのこれまでの経験が皆さんにアイデアをもたらすことができれば幸いです。

講師紹介

  • ロバート クー

    ロバート クー氏

    サトーホールディングス株式会社 コミュニケーション統括部 英語推進グループ グループ長

    私はイギリス出身で、14年前から日本で働いています。サトーホールディングスには2011年に入社し、「英語推進」プログラムが2013年9月に発足して以来、同プログラムを運営してきました。 サトーに入社する前は愛知県近郊の学校や大学、大手企業で英語を教え、立命館大学大学院で2年間国際関係について学びました。

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