この講演の「聴きどころ」を教えてください。

多くの会社が「自律」や「主体」をキーワードに新入社員の導入研修を実施しているにも関わらず、結果的に「受身」や「依存」を強化させるアプローチを選択していることがあります。今の若者の世代の育成方法としては、会社が存在する理由や価値を定義することや自社の事業の意味や役割を明確にすることが大事であり、新入社員本人が内発的な意味や意義を感じる「目的」を心にセットすることがとても大きな効果を生み出します。正解のない中で、自ら目的から何をするべきかを考え、主体的に行動して新たな価値を創出する姿を実現する施策をご紹介します。

研修のメニューが毎日変わる中で新入社員は漠然とした受身姿勢で受講してしまうことがよくあります。職場に配属になるまでにマナーやホウレンソウなどのビジネススキルを身につけることも大事ですが、仕事をする上て前提となる自己の考え方や捉え方や動き方などにおけるマイナスの癖や傾向の人物課題にメスを入れることが重要です。導入研修中に自らの現状課題と向き合い本気で自己変革に取り組むこと、および、チームにおいて相互に深い関与をしながらグループダイナミズムで全員を大きな成長へと導く仕掛けなどをご紹介します。

貴社の強みや、サービスの特徴をお聞かせください。

キャリア開発支援の専門家として、約３万人の若者の働き方や生き方の支援に深く携わってきました。働く意味や価値の根底から問い直し、内発的な動機づけで個人の意識変革を実現することに強みがあります。また、自らの価値観や原体験をもとにミッションやビジョンを明確にし、個々の強みを発揮した職場での主体的なリーダーシップ行動の実現にも多数くの実績があります。

私たちのサービスは、オーダーメイドのフルカスタマイズです。なぜならば、人材育成や組織開発の領域では画一的な正解がなく、現状の姿と理想の姿のGAPから問題を定義して解決策を考えているからです。お客様にとっての最適な目的や狙いやゴールに合わせて「 現状の問題解決 」や「 未来の価値創造 」のご提案をさせて頂き、お客様と共に当事者の一員として成果を追求していきます。

ご参加の皆様へメッセージをお願いします。

当日は、具体的な人事施策や研修事例、および、実際の新入社員が記載したアウトプットなどをご用意します。明日から実践的に役に立つ方法論をお伝えしますのでぜひご参加ください。

講師紹介

• 

  田中　庸介氏

  株式会社ウィルアンドスタイル　代表取締役

  中央大学を卒業後、EDS Japan のITコンサルタントを経て、株式会社グロービスにて企業向けの人材育成や組織開発のコンサルティングに従事。その後、株式会社ウィルアンドスタイルを設立して代表取締役に就任。キャリア開発支援の専門家として、約３万人の若者の働き方や生き方の支援に深く携わる。働く意味や価値の根底から問い直し、内発的な動機づけで個人の意識変革を実現することに強みがある。一方で、個人と組織が絆を深め、ひとりひとりが個性を発揮して職場で価値を創出するための働き方改革の支援にも数多くの実績がある。

提供会社