近年日本では、少子化による労働力の減少が見込まれ、性別・年齢にかかわらず働く意欲のある人が、自分にあった働き方を選択できるような環境の整備が求められています。
これまでの「転勤を厭わない」「フルタイム勤務可能」「新卒入社」を前提に構成されていた日本型人事管理は、女性・外国人・高齢者・正社員・契約社員・時短勤務・フリーランスといった様々な人材の多様な働き方を推進する、新たな人事管理手法への転換が必要とされています。
この新たな人事管理手法を論じるひとつの方向性として、「タレントマネジメント」に着目した書籍が本書です。
「タレントマネジメント」とは、自社の従業員や従業員の持つ能力に着目し、採用・配置・育成といった人事施策を統合的に実施する人事管理手法のことで、従業員一人ひとり、ひいては組織全体のパフォーマンスを最大化することを目的としています。
本書では、人事領域で話題にあがる機会が多いにもかかわらず、曖昧に解釈してしまいがちな「タレントマネジメント」の定義・理論・実践について、学術的視点と実務的視点の双方から解説します。
「タレントマネジメント」の体系的な学習におすすめの一冊です。
[第1章]なぜタレントマネジメントが必要とされているのか?
[第2章]タレントマネジメントとは?
[第3章]タレントマネジメントの目的と効果
[第4章]タレントマネジメントを実践する
[第5章]タレントマネジメントシステムを活用する
[第6章]タレントマネジメントのタイプをつかむ
[第7章]タレントマネジメントの現状と未来
世界93カ国、年間25万人のリーダーシップ開発に携わるDevelopment Dimensions International社(DDI)の創業者である会長と二人の幹部による著作であり、日本のパートナーである株式会社マネジメントサービスセンター(MSC)の藤原浩社長が監訳しています。先行き不透明な不確実性が高いVUCA時代に、リーダーの重要性は高まるばかりですが、その準備ができている企業は少ないようです。特に日本はその傾向が強く、DDIが全世界で実施した調査(2014年〜15年)では、即戦力になるリーダーについて聞いたところ、日本企業の回答はたった6%(グローバル平均では15%)であり、前回調査(2011年〜12年)の9%(同18%)よりさらに下がっていました。
本書では、リーダーの成長を加速させる6つの必須条件を提示し、これらの必須条件にポジティブなエネルギーを与えるための手法を具体的に論じています。豊富なデータ、具体的な事例とともに詳細に説明、理論的かつ実践的な書籍となっています。
[序章]「良い」習慣が、いかにリーダー育成の努力とエネルギーを消耗させるか
[第1章]COMMIT コミットする−人材開発の加速化をビジネスの最優先とする
[第2章]AIM 目標を定める−自社のビジネス状況におけるリーダーシップの成功を規定する
[第3章]IDENTIFY 特定する−開発を加速化する人材を効果的かつ正確に決める
[第4章]ASSESS 診断する−リーダーへの準備度を正確に診断し、有益なフィードバックを提供する
[第5章]GROW 成長する−適切な能力開発を実現させる
[第6章]SUSTAIN 持続する−成長のためのエネルギーを精力的に作り出す
HRテクノロジーの第一人者、慶應義塾大学大学院特任教授 岩本 隆 氏が経営者、人事担当者にHRテクノロジーとどう向き合えばいいのかを説く入門書です。働き方改革第2章の鍵とも言われるHRテクノロジーを、多角的に、わかりやすく解説。経営に、人事に、すぐに役立つ、価値ある情報を盛り込みました。
《第1章》 テクノロジーの進化がもたらす社会・産業の変革
《第2章》 テクノロジーの進化がもたらす人材シフト
《第3章》 HRテクノロジーとは
《第4章》 世界の人事の最前線とHRテクノロジー活用
《第5章》 HRテクノロジーの応用事例
《第6章》 日本企業がHRテクノロジーを経営に活かすためには
HRテクノロジーの市場が急速に拡大している一方で、世界で数百社〜千数百社、日本国内でも100社を超えるHRテクノロジーのアプリケーションやサービスがあり、 HRテクノロジーを導入する企業にとっては、どのアプリケーションやサービスを、どう活用すべきか判断に迷うところ。最新情報を厳選した本書は、その判断材料として大いに参考になります。
HRテクノロジーコンソーシアム(LeBAC)のご紹介
HRテクノロジーサービス100選
「採用」「人材育成」「アセスメント」「業務効率化・高度化」
「アナリティクス」「タレントマネジメント」「健康」「労務管理」「その他」
戦後日本のビジネスの世界に道を拓き、 92歳の今もなお現役で活躍し続ける
女性起業家・梅島みよ、真実のストーリー。
女性活躍推進時代のいま、すべての働く女性と上司へ贈るメッセージです。
《第一章》 ビジネスで大切なことはちゃぶ台で学んだ
《第二章》 通勤列車を襲う米軍グラマン機の機銃掃射
《第三章》 敗戦で虚脱状態、駐留軍は英語人材を求めたが、背を向けた
《第四章》 子育てしながら、キャリア人生を再スタート
《第五章》 転職を経験してわかった「自分のやりたい仕事」
《第六章》 東京で会社を起こそう! 米軍仲間のお誘い
《第七章》 思いついて実行。夢中で前へ
《第八章》 「職場の花」と言われた女性の能力を育てたい
《第九章》 私が社長に?
《第十章》 働く女性の皆さんへのエール