6月18日 (火) 13:30 - 14:30
(提供:ProFuture株式会社)
ダイキン工業では、1991年より60歳定年以降再雇用制度の導入をしてきた(63歳まで希望者全員、64歳以降会社選択再雇用)。更に2001年より再雇用期間の延長を実施している(63歳から更に65歳まで希望者全員再雇用)。ダイキン工業の人事処遇制度の変遷とベテラン層の活用について報告していただく。
1980年 ダイキン工業株式会社 入社、1995年 人事部 課長、1999年 経営企画室課長 兼 人事部課長、2003年 人事部 人事企画担当部長、2007年 人事本部 人事企画グループ長、2009年 人事本部 グローバル人材グループ長。
◆職務内容◆
・入社以来、人事処遇制度、組織制度の構築に一貫して携わってきた。
・2004年からは次の経営幹部層を育成する研修である、ダイキン経営幹部塾(日本人幹部候補対象)、ダイキンビジネススクール(外国人幹部候補対象)の企画と実行の責任者として、次世代のリーダの人材育成に携わる。
・1990年以降は、会長井上のスタッフとして、関西経済同友会、関西経営者協会などの経済界活動にも参画。
・一昨年より、空調事業の企業買収の事前調査プロジェクトから、統合実施プロジェクトの人事関連の仕事にも従事。直接現地に赴き、多国籍、異文化間の組織の融合、人事制度の統合に取り組んでいる。
・現在、社団法人 大阪能率協会理事、社団法人 大阪府雇用開発協会 推進委員会 委員長など社外団体の役職も務めている。
◆論文◆賃金処遇も「一物一価」に
1953年生まれ。CBS・ソニー(現ソニー・ミュージックエンタテインメント)、ベスト電器、NECを経て、98年サイバックスの社長に就任。09年より現職。大企業の人事部門へは3年間に1500社を訪問し、これからの人事部門の役割と人事部門で働く人たちのキャリアについて研究している。近著「破壊と創造の人事」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)2011年は、Amazonのランキング会社経営部門4位(2011年6月21日)を獲得した。