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HRプロとは
2014年05月29日 13:40
林 明文 著 ダイヤモンド社刊 1,500円+税 本書には新しく知ることが多い。読み始めると第1章のタイトルに「人事は遅れた分野」とある。一般社員から見て人事は遠く捉えがたい部署であり、しばしば「奥の院」と称されることがある。権力を持っているのだが、その権力が見えにくい。なぜ見えにくいのか? 本書を読んで、人事は感覚的であり、可視化が遅れた分野と知った。現代の人事部門は年功序列的...
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2014年04月02日 14:05
今野浩一郎 著 日本経済新聞出版社 2,520円 人事担当者に読んでもらいたい良書である。人事改革について書かれた類書は多いが、もっとも筆太であり、筆致は過去から現在、そして未来の人事制度へと伸びている。 なかでも最も共感できるのはポジティブな姿勢だ。「失われた20年」に言及する際に多くの著者は苛立ちを交えて書いているが、本書はまったく違う立脚点に立っている。 「失われた20年...
2014年04月02日 14:04
嶋津良智 著 朝日新書 798円 組織や社会は価値観を共有する者によって構成されている。相手と自分の価値観が同じだから、会話が成立し、指示ができる。日本人と欧米人の文化的価値観は異なるが、ビジネスの価値観は共通だから交渉が成立する。 ところが会話の成立しない人種がいる。若者だ。おじさん管理職にとって若手社員の言行は理解不能。そして本書のサブタイトルにある通り「今日も部下に腹を立ててい...
2014年04月02日 14:03
柴田昌治・金井壽宏 著 日本経済新聞出版社 1,785円 リーマンショック以降の円高によって、多くの日本企業は塗炭の苦しみに喘いだ。日本を代表する輸出産業は自動車と電機であり、円安になった今日では自動車産業にはかつての栄光を取り戻す勢いがあるが、電機産業の復調は険しそうに見える。 そして厳しい環境の変化が企業に変革を迫っている。この瞬間にも、パナソニックやシャープの変革劇は進行しているの...
2014年04月02日 14:00
林 明文 著 中央経済社 2,520円 2013年7月12日付の日経新聞に「人事の経済学的研究進む」というコラムが掲載されていた。これまでの経済学で労働者は生産要素としての役割を与えられ、伝統的な労働経済学は労働市場を分析していた。 労働経済学と同じ範疇で異なるアプローチをするのが、人事経済学である。人事経済学が扱うのは成果主義などの人事制度、報酬体系と離職率の関係、そして研修内容と従...
2014年04月02日 13:59
岸本 裕紀子 著 PHP新書 798円 伝統的な考え方によれば、労働は肉体労働と頭脳労働の2つに分かれる。しかし近年では自分の感情をコントロールして感じ良く接し、相手からプラスの感情を引き出す労働が増えている。それが感情労働だ。 この概念は1970年代に生まれた。A・R・ホックシールドという社会学者が客室乗務員の調査を行い「管理される心 感情が商品になるとき」としてまとめたことに始ま...