こんにちは、そろそろ夏用のスーツを新調したいなーと、考えている研修講師の宇田川 摂です!
今回は2020年05月08日にアップした「58話 ウソのようなホントの話」のパート2です。
2020年05月08日の記事はこちら
https://www.hrpro.co.jp/agora/6415
研修講師はいろいろな研修会社から仕事を受けていることが多いと思います。
私も自社で受注している研修と、研修会社から依頼を頂いている研修があります。
研修会社にとって社外の講師は、固定費がかからず自社の売上を作るために必要な、ある種の商材といえるかもしれません(やや語弊がある表現になりますが、、、)。まぁ、研修会社と講師は持ちつ持たれつの関係ってことですね。
これを前提としたお話になります。
研修で登壇するスケジュールは年間でかなりムラがあります。新入社員研修や昇格研修などの時期はかなりバタバタしますが、私の場合5〜6月の登壇は少ないです。
ぽっかりと空いた時間があると研修会社で講師を募集していないか調べることもあります。GW明けに時間があいたので講師募集を検索すると、結構手広く研修をしているように見える会社(HPが立派でした)がヒットしましたので、早速応募してみました。
応募したことをすっかり忘れていた頃(3週間後くらい)にビジネスメールとしていかがなものかな?と思える文面でオンライン面談の打診がきました。オンライン面談はそのメールから2週間後以降の設定なので、応募時点から数えると1ヶ月以上先って計算になります。
研修会社と講師は持ちつ持たれつの関係だと私は考えてるので、あまりにも放置感が強く感じ、この面談は丁寧にお断りしました。
研修会社が実施するマナー研修では、メールのやり取りでは回答がすぐできない場合いついつまでに改めて回答いたします、とメール返信することを教えたりします。そんな研修をお客様に提供する立場の研修会社が実践できてないってなんだかなぁ、、、って感じですね。
<研修を実施するにあたって研修会社を選ぶヒント>
今回の教訓をもとに、皆様が研修会社を選ぶ時のヒントをまとめてみました。
1.研修会社の営業担当が頻繁に変更にならない(研修会社の離職率って結構高いです)
2.リピート研修において、研修担当の変更とセットで登壇講師が変更にならない
3.企業様との打ち合わせに登壇講師を同席させている(伝言ゲームをしていない)
【追加】
4.自社の既存コンテンツ(業種・業態を無視した汎用的な内容のモノ)の押し売りをしない
こんな研修会社を選ぶとよいかと思います(それぞれが逆の場合は要注意ですね)。
特に4.の既存コンテンツを業種・業態に合わせてアレンジすることなく、年間何百回もの実績を売りにしている会社は、、、です。
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