新入社員研修が一段落してほっとしている研修講師の宇田川です。
今回は「初任給ガチャ!?」についてです。
SNSで簡単にコミュニケーションが取れる時代において、学生時代の友達と比べて初任給が多いの少ないのなんていう、いわゆる初任給ガチャが話題になることがあります。もし同じような仕事をするならば、給与は多い方がいいと思うのは誰しも思うことです。
この「隣の芝生は青く見える」的な考え方には少なくとも「入社理由(夢とか希望とか)が損得勘定に置き換わってしまう」という大きなデメリットがあります。
初任給の金額に損得勘定で不満を持った瞬間、働く目的がおカネに置き換わります。そうすると「このくらいのお給料ではこんな仕事やってられない」などの言い訳をして仕事の手を抜くことを覚えます。
手を抜いて仕事をする人は昇格もしないし、もちろん給与もあがらず、仕事にもやりがいを感じない、、、そして自分の境遇を他責にし続ける人生を送ることになりかねません。
ではどうすれば良いのか?
正解は私にもわかりませんが、ヒントはあります。それは「自分がコントロールできることに注力する」です。一般的に社員は自分の基本給を自分で決めることはできません。自分で決められない(コントロールできない)ことに時間を使って悩んだり、パフォーマンスを落とすことがあっては本末転倒です。
それよりも自分でコントロール出来ること、
例えば
・常に創意工夫しながら仕事に取り組む
・意識して人脈をつくる(ネガティブな人と距離を置くを含む)
・運動や食事を通じてカラダの健康を維持する
・自己啓発を通じて頭脳をアップデートする
、、、などに注力したほうが人生を長い目で見れば色々な意味でメリットが多いと思いますよ!
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