毎年夏になると台風による被害が心配な研修講師の宇田川です。
さて今回は「べき論」ついて、です。「べき論」の賛否はさておき、注意点とその対策をまとめてみました。
<注意点>
〜自分に対して〜
・過去の「べき論」が未来の自分の選択肢を狭める
・価値観が限定されやすい、視野狭窄に陥りがち
・自分自身を追い詰めやすい
〜ヒトや組織に対して〜
・あなたの「べき」と受け手の「べき」はイコールではないことが多い。
・有言実行レベルでは説得力が薄い(実行x10有言レベルがたぶん必要)
・あなたの「べき」は組織から『ならおまえがやれよ』と思われがち
<対策>
「べき」を5W4Hの問いに置き換えてみる。
〜例〜「エンジニアだったら毎年3件は特許を出願すべきだ」
What「どのような(何の)特許を出願すると会社に貢献できるかな?」
How to「特許出願に繋がる基礎研究を効率的に行うにはどのような方法があるか?」などなど
マネジメントをする立場の方で自身が「べき論」を多用している自覚がある方は5W4Hに置き換えてみてはいかがでしょうか!?
、、、5W4Hに置き換える「べき」だ、とは言いませんよ(汗
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