こんにちは、「受講者との対話を重視する研修講師」の宇田川 摂です!
今回は研修中、講師に対して勝ちに来る受講者について、です。
中堅以上の研修には一定数「講師に対して勝ちにくる受講者」が存在します。
例えば、
・テキストの内容や講師の話に対して逐一「自分は既に知っている(俺の方がスゴイ)」ことを主張する
・指示したワークを「(アホらしくてやってられない的な)もっともらしい理由」をつけてやらない
・グループワークや休み時間など、講師の目が届かない場所で研修内容の批判をする など
恐らくこの手の人は社内でも同僚に対して勝ち負けだけで接しているのでしょう。それでも会社が成長しているうちは仕事もあり、お給料ももらえるでしょうが、世の中の変化に会社が追従できなくなっても社内での勝ち負けを続けるのでしょうか?
ドラッカーの言うところの「成果は組織の外にある」以上、社内での勝ち負けに時間を割いていては成果はでません。研修を受講する際は「研修の内容と自分の知識を使って、どのように顧客に価値を提供して、成果を出すか」に考え方を軌道修正してくれればと思います。
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