今までは、お客様にベストな提案を出すための情報のまとめ方と、チームでの取り組み体制についてお話をしてきました。
まだ、道半ばでしたが、その時点でできることは、整ってきていました。
しかし、それだけでは、完全ではありませんでした。
今回は、それを考えるきっかけとなった、あるお客様との話をご紹介します。
「お」=お客様、「ジ」=ジェック営業担当
お:いつの間にか我が社には営業の原点を指導できる人材がいなくなりました。
ジ:「営業の原点」とは何か、お聞かせいただけませんか?
お:お客様と共に、お客様の将来を考え、お客様の役に立ち続け、そして喜んでいただくこと。そのためには、一生懸命に知恵と汗を流すことですね。
ジ:具体的には?
お:例えば、お客様の店舗で、来店者目線の売り場をどう作ろうかとか、何度も足を運んでくださるにはどうすればよいかとか、時には売り場や会議室で、時には飲みながら、お客様と一緒に考えたものです。どの営業も当たり前のようにやっていました。誇りでもあったのです。
ジ:そうですか。お客様も、お喜びだったでしょうね。
お:勿論ですよ。ところが、今までは自然と受け継いできたその営業のやり方が、次第に途絶えたのです。指導できる人も現場にはいません。お恥ずかしながら。今は、御用聞き一辺倒です。
ジ:お気持ちは痛いほどわかります。何故、そうなってしまったのですか?
お:それがわからないのです。
ジ:今後は、どのようにされるのですか?
お:何としても、「営業の原点」へ戻さなければなりません。お力を貸してもらえませんか?
※業魂子のキャラクターは、複数の営業リーダーがモデルですが、内容はほぼ実話です。
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