ジェックでは、ある定められた期間で利益が出なければ、チーム改廃が検討されるというルールがあります。
チームの存続が危うい、という状況へ追い込まれていた私は、さすがに「自分の限界」を感じるようになっていました。
休みの日も、そのことが頭を離れません。
いろいろ考えたり、少しでもヒントを得たいと、何冊もの本を読んだりしました。
そこで行き着いた結論は、「ビジネスの原点」へ戻ろうということでした。
「王道」と言えば、それまでですが、藁にもすがる思いでした。
以下の3点に焦点を絞り込んで、必死になって考えてみました。
1.お客様が求めているのは何か?(ニーズ)
2.それに応えるべく自社が提供すべき価値(商品・サービス)は何か?(シーズ)
3.このお客様のニーズを、自社のシーズで、他社よりユニークに満たすにはどうすれば良いか?
これは余談ですが(と言っても、とても重要ですが)、当時の大型スーパーのPOSシステムを活用したマーケティングを参考にしました。
私が興味を抱いたのは、このPOSシステムではなく「お問合せ情報の活用」です。
つまり、何がいくら売れたか、どんな人が買ったかという情報だけでなく、お客様から現場に寄せられる些細な「お問合せ情報」を活用し、「次なる顧客ニーズ」を探し出し、経営に活かしていたのです。
つまり、多くの「点」をかき集め、「面」に仕上げていたのです。
早速、私は、実際の営業活動に組み込んで、その効果を試てみることにしました。
まず手始めに「ライバルの研究」に適用してみたのです。
※業魂子のキャラクターは、複数の営業リーダーがモデルですが、内容はほぼ実話です。
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