こんにちは。株式会社ジェック/マーケティングチームの小倉です。
今日から新連載です。
お蔭様で、HRプロ会員のみなさまにメールマガジンでご案内した、表題関連のセミナー(2/9・東京開催)が、ご案内直後に満席になりました!
ありがとうございます!!!
つきましては、同日(2/9木曜日)の午前中も、同じセミナーを増設しました。
ぜひ、ご参加をお待ちしております。詳細は、このブログの最後のリンクからご覧いただけます。
まず、今回の連載にあたり、新入社員の状況について整理をしておきます。
1.売り手市場
アベノミクスの効果かどうかはわかりませんが、「超」が付くほどの売り手市場とのこと。
各企業様は、人材の確保に四苦八苦されておられるようです。
2.ゆとり世代は「隠れハングリー精神」の持ち主
隠れハングリーとは、心の奥では、個性・能力発揮の場とチャンスを求めているのに、なかなかそれを表面にあらわさないことをいいます。
上記とは、少し意味合いが違うかもしれませんが、私の姪も、ゆとり世代真っ盛りの大学生で、普段は飄々としていますが、幼少期からずっと取り組んでいる音楽(クラシック系)のこととなると、人一倍練習し、ライバルを意識し、プレッシャーがいきすぎて過呼吸になるなど、普段の様子からは、どこにそんなパワーがあるのかと不思議になるくらいのハングリーさを持っています。
それは姪だけの特性なわけではなく、一緒に音楽に取り組んでいる周りの子たちもそうなんだそうです。
「若い子(あえていいます)」だって、認められたいし、成果を出したい。ライバルより上に立ちたいし、何より楽しく仕事をして、たくさんお給料も貰いたい。
そんな欲求をうまくプラスのパワーとして引き出し、がんばるきっかけを作ることも、我々人事や現場上司の役割です。
3.若手の「離職」は永遠のテーマ
下のグラフをご覧ください。
(出典元:厚生労働省「新規学卒者の離職状況」新規学卒就職者の在職期間別離職率の推移グラフより抜粋)
「新入社員の一人前になる期間は約3年、そして離職の目安は3年で30%」と考えておられる方は多いのではないかと思います。(最近は、一年で一人前!という声も聞かれますが)
では、3年間のどこが離脱ポイントかというと、1年目で離職する人、2年目で離職する人、3年目で離職する人、ほぼ10%ずつ、つまり、3年間の全てが離脱ポイントなのです。
また、1年目だけをいうと、「入社3か月」が、新卒・中途に関わらず最初の大きな壁と一般的に言われているようです。
それぞれに、離職の理由は変わってきます。
その時々の、離職の理由に合わせた(この会社でもっとがんばりたいと思わせる)指導・育成を行うことが求められるのです。
そして、好不況で、割合の増減はあるものの、いつの時代でも、30%前後の離職はまぬがれないといえそうです。
しかし、企業様別にみると、離職率が高い企業、低い企業、さまざまです。
ジェックのお客様でも、入社1年間の離職者数を、大幅に減らした実績を持っておられる企業もあります。
要は、取組み次第。
「世間は30%でも、うちは違うんだ」。
こう言える状況を、当ブログやセミナーを通じて作っていただきたいと願っております。
◆◇◆ ジェックセミナーのご案内 ◆◇◆
「採用ミスとは言わせない! 新入社員一年間の育て方」(東京・竹橋)
第1回(2/9,thu)
〔午前の部・増設!〕新入社員と人事・受入れ側の三位一体で「入社3か月の壁」を突破する
〔午後の部・満員御礼〕新入社員と人事・受入れ側の三位一体で「入社3か月の壁」を突破する
第2回(3/2,thu) 〔午後〕新入社員に自発性を促すコーチングで「高い壁に挑む」人財をつくる
その他、ジェック主催のセミナー各種開催予定です。是非ご活用ください。