内定ブルーからの内定辞退が増えている?その原因と対策
経団連は2016年9月の記者会見で2017年(2018年春入社)の就職活動について、採用面接の解禁を2016年と同じ6月1日とすることを発表しました。つまり学生は就職活動の開始(6月1日)から内定式(10月1日)までの5ヶ月間の中で就職先を決めなければいけません。内定承諾までの短い期間で判断をしなければいけないため、「内定ブルー」になる人が多く出てきています。内定ブルーとはなにか、その原因と対策についてまとめました。
内定ブルーとは
内定ブルーとは、内定を受けた企業のうちどの会社に入社すべきか悩んだり、内定承諾後にそのまま就職してもよいのか悩んだりすることを言います。ここ数年の売り手市場から複数の内定をもらう学生が増えたことで内定ブルーになりやすい環境にあると言えます。
「内定をもらった企業の中でどの企業が自分には合っているのだろうか」「もっと他に良い企業があるのではないか」「内定承諾書を提出したけれども他の企業のほうが自分には合っているのではないか」人生の大きな決断だけに悩む学生がほとんどです。
内定ブルーの原因
様々な要因がありますが一言で言うと「内定先への不安」が挙げられます。似たような言葉として結婚式前の「マリッジブルー」がありますが、就職活動の内定ブルーにしろ、結婚のマリッジブルーにしろ、どちらも人生の大きな選択です。そのため個人差はあるものの誰しもが不安な気持ちになるのは仕方がありません。
どれだけ企業研究を行っても本当の企業の姿や自分が働く姿を想像するのは難しいです。じっくり企業研究をした学生でも、内定後に「本当に会社を理解できているのか?」と不安になり、10月の内定式前後になって突然内定辞退をするケースも。では企業は不安を解消するためにどういったことをすべきでしょうか。
内定ブルー・内定辞退の対策
内定ブルーの対策として重要なのは学生とのコミュニケーションです。シンプルですが意外にしっかりおこなえていない企業が多くいます。志望企業から内定をとるために頑張ったけど、内定をもらって、一歩立ち止まってみたら不安になるのは仕方がありません。その内定ブルーになりがちなタイミングで企業側がどれだけサポートできるかが大切です。
企業はまず「安心して入社してほしい」と学生にしっかり伝えることが必要です。状況に応じて話し合いの場をもつこともおススメです。学生に「不安はないか」「どの部分に不安を抱えているか」を直接聞いてみましょう。企業は不安を解消する場を積極的に設けるようにして、内定ブルーにならないようにサポートしてあげてほしいと思います。OB訪問やインターンシップなど入社後のイメージが具体的な学生は内定ブルーに陥りにくいという話も聞きますので、経営者や人事部だけでなく、身近な先輩社員と積極的に会わせることも効果的です。
まとめ
内定ブルーの原因と対策をまとめました。ポイントは「誰もが内定ブルーになること」「企業からのサポートが必要なこと」です。内定承諾を出したら入社するのが当たり前だと思って、なにもフォローしないままでいると、内定式後に内定辞退されることもありえます。
色々な不安を抱えても学生側からは相談しにくい環境にあることを企業が理解して、寄り添うことができれば内定ブルーになる学生も減るでしょう。「内定をだしたらオワリ」「承諾書をもらったら終わり」ではなく、入社するまでしっかりサポートしてあげてほしいと思います。
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