こんにちは。
インフルエンザの予防接種をしました。
今年の注射は全然痛くない!と思っていましたが、2日後に痛みが出てきました。
筋肉痛と同じく、年齢を重ねるとともに、遅れて痛みが出てくるんですね(泣)。
今回は、経営人材養成の第3フェーズ(STEP2)の「実現力」についてです。
第3フェーズ(STEP2)は、「実現力」を強化するフェーズです。
普通、「構想力」と「実現力」なら、「構想力」が先だろう、と思いませんか?
ジェックでも長年、いろいろ成果が出る方法を模索し取り組んでまいりました。
そして、結論として“「実現力」が先”なのです。なぜでしょうか?
理由は3つあります。
【理由1】魅力的な未来像を作っても、実現力が伴っていないと頓挫してしまう
会社の未来が拓けそうな良いプランだね、となった時に、実現する力を身に付けながら取り組みましょう、となると、取り組んでいるうちに、市場から置いていかれるかもしれません。
また、思うように実現力が身につかない場合は、最悪頓挫することになります。
大変もったいないですね。
【理由2】未来像を描いても、トップからGOサインが出ないと、実践ができない(実践力が磨かれない)
いろいろな企業様でお取り組みをしていても、未来像を創り、トップに提案しても、トップからGOサインが出るのは、ほんの一部です。
その時に、取り組むべき案件がないと「実現力」のトレーニングは、現場とかい離したものになってしまいます。
また、「実現するものが無い」状態でのトレーニングは、一気に士気が下がってしまいますよね。
【理由3】そもそもすぐに魅力的な未来像は作れない
STEP1のフェーズ1&2で、「長期・大局・根本・高志」の発想を拡げても、すぐに魅力的な未来像が描けるわけではありません。
ある程度の戦略思考やフレームを身に付け、その間に社会や市場の動き・お客様の声・社内の資源などにアンテナを立て、そして自分の志・想いをもっともっと膨らませ、はじけそうなくらいになった時こそ、魅力的でイノベーティブなアイデアが生まれるものです。
全ての人が、機が熟すわけではありませんが、そういった期間の確保が必要です。
上記のような理由で、すぐに「構想力」に取り掛からない方がよいのはわかりました。
次回は、実現力を磨くための2つの要素をご紹介します。
第3フェーズの取り組み事例についてはこちらをご覧ください ⇒ ジェックHP
*「経営人材」とは、ひとことでいうと、「経営感覚を兼ね備えた人財」のこと。特に、昨今の世の中の動きを考えると、「10年後の市場と自社の姿を描き、自分の想いを持って組織にイノベーションを起こすことができる人財」のこと
ジェック/マーケティングチーム 小倉
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