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10年先を切り拓く「経営人材」養成法 11.視点の拡大とフォロワーシップ

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2016年10月18日

こんにちは。

今回は、経営人材養成の第2フェーズ(STEP1)です。

 

◆4つの視点を拡大する“扇の要”

 

1つの軸が定まったら、4つの視点を拡大するフェーズに移ります。

経営人材06ジェック

上記展開例の大きな画像はこちらからご覧ください ⇒ ジェックHP

 

経営人材03ジェック

 

各企業様で、若手社員から中堅社員に対する育成の項目として多く挙がるのは、体感知ですが、「自立を促進し成果が出せる人材への成長」が最も多く、次のテーマとして、②リーダーシップ(後輩指導)④パートナーシップ(お客様への価値提供 ※社内顧客も含む)、③メンバーシップ(コミュニケーションや折衝力)の順ではないかと思います。

この4つについては、今まで同様、育成に力を入れていただければと思います。

 

そして、最近注目され始めたのが、①フォロワーシップ、で、「上司補佐力」とも「部下力」ともいわれています。

しかし、フォロワーシップは、それほど多くの企業が導入しているとはいえません。

 

が、このフォロワーシップこそ、4つの視点を拡大する“扇の要”なのです。

sensu_hinomaru 「ココ(フォロワーシップ)」を押さえると、パァーっと視点が拡がるイメージです。

なぜなら、フォロワーシップは「一段高い視点に立って、上司の良きパートナーになること」だからです。

そのためには、上司の視点、さらに上の経営者の視点に立ってものごとを俯瞰し、全体最適の発想で、チームや会社全体で成果を上げ続ける(価値を創造し続ける)にはどうすればよいか、をトコトン考えなければなりません。

経営人材08ジェック

そのことは、お客様や市場から選ばれ続けるにはどうすればよいか(パートナーシップ)、他部門をどう巻き込めばよいか(メンバーシップ)、後輩をどう育てればよいか(リーダーシップ)、という点でも、役割発揮のしかたが変わることにつながります。

右図のようなイメージです。(パァーっと拡がる)

※矢印の入らない右図の拡大版や、第2フェーズのお取組みや効果については、こちらをご覧ください。 ⇒ 第2フェーズ(ジェックHP)

 

次回は、フォロワーシップを組織に根付かせることの効用について考えます。

 

*「経営人材」とは、ひとことでいうと、「経営感覚を兼ね備えた人財」のこと。特に、昨今の世の中の動きを考えると、「10年後の市場と自社の姿を描き、自分の想いを持って組織にイノベーションを起こすことができる人財」のこと

ジェック/マーケティングチーム 小倉

 

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