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10年先を切り拓く「経営人材」養成法 〔番外〕HRサミットレポート

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2016年10月07日

こんにちは。

今回は、番外編として、先般行われましたHRサミットレポートを掲載します。

 

◆ジェック出典概要◆

セミナー

2016年10月4日(火)12:35-13:35  担当:徐民教(ジェック インストラクター)

10年後の自社を切り拓く「経営人材」を養成する

~市場と自社を知って・掴んで・動かせる人づくりの2つのステップ~

ワークショップ

2016年10月4日(火)15:10-17:30 担当:徐民教&水本恵津子(ジェック インストラクター)

10年後の自社を切り拓く「経営人材」を養成する

~体験!自分の“拠り所”“志”探求を通じて経営人材としての土台をつくる~

 

*「経営人材」とは、ひとことでいうと、「経営感覚を兼ね備えた人財」のこと。特に、昨今の世の中の動きを考えると、「10年後の市場と自社の姿を描き、自分の想いを持って組織にイノベーションを起こすことができる人財」のこと

 

◆経営人材養成方法とは!? 皆様の真剣さが伝わってきました!

 

まずは、ご参加いただきました皆様、大変ありがとうございました。

 

セミナーでは、経営人材とは何か、経営人材養成のための2ステップ、各ステップの重要ポイントについて、お伝えしました。

第1ステップでは、単なる「中堅社員」ではなく「会社の未来を担う中核社員」としての成長を対比で説明し、中でも自分の役割の明確化と、フォロワーシップ能力向上を通じて、視点を自分視点から上司・経営者視点に上げていくことの重要性について触れました。

第2ステップでは、「構想力」「実現力」について、三つの戦略思考フレームに基づき、視点が低い場合と高い場合とで、どのようなものの見方に違いが出てくるのかアウトプットされる「構想」や「実現策」がどう違うのかを、実際のコンサルティングでの変革実例でご紹介しました。

HRサミット20161004JECC1

 

ワークショップでは、上記セミナー内容に加えて、ステップ1の第1フェーズの一番最初の「キャリアアンカー」の探究について実習をしました。

まず、経営人材とキャリアアンカーの関係性について、説明をしました。

イノベーションを起こして、新たな価値を創造する経営人材ですが、やらされている段階では、そのパワーが発揮できません。

自分が「やりたいこと・人生におけるこだわり(キャリア・アンカー)」と「やるべきこと(企業理念)」の接点を見つけられると、経営人材としてのエネルギーの源泉が湧きおこってくるのです。

そのうえで、キャリアアンカー発見につながる自分の「ワクワクキーワード」を3人1組のグループカウンセリングで、発見する実習を行いました。

HRサミット20161004JECC2

 ↑ キャリアアンカー探究 デモンストレーション    ↓ご参加者同士による実習

HRサミット20161004JECC3

皆様初対面だったにもかかわらず、時間を追うごとにコミュニケーションが活発になり、ワークショップ終了後も、お互いに名刺交換をされたり、情報交換をされたりしている姿が印象的でした。

 

 

◆アンケート結果とご参加者のお声

 

【アンケート結果】

経営人材07ジェック

 

【ご参加者のお声(アンケートより抜粋)】

●中堅社員の個人ビジョンと会社の方向性をうまくリンクさせることが課題である

●意識・情報・行動の見える化が重要だと感じた

●ワークを通じて、自分の強みや他者の強みがわかった

●ワクワク感の重要性を感じた

 

【担当インストラクターより】

徐:先日は、ご参加いただきありがとうございました。ご参加企業の人事責任者の根本的な悩みはマーケティング戦略やイノベーション戦略という経営の2本柱はもちろんのことですが、その土台となるコア・コンピタンス(理念体系、自社、自分の強みで市場でお役立ちできるという確信)の確立であることがセミナー後の意見交換で浮き彫りになりました。

水本:ワークショップを担当するにあたり、プログラムの第一段階第一フェーズの中の一番最初、「中核社員に成長し10年後の経営人材に成長していくための軸」を明らかにする意味をきちんとお伝えできるかが鍵と感じていました。皆様、その意味をご理解いただき、素晴らしいワークになったと感じております。皆様のこれからのご活躍をお祈り申し上げます。

 

最後になりましたが、ご参加いただきました皆様のますますのご活躍をお祈り申し上げます。

 

***

経営人材についての資料を差し上げます ⇒ 資料ダウンロード(HRプロ内ページ)

 

次回は、ステップ1の第2フェーズについて連載を再開します。

 

*「経営人材」とは、ひとことでいうと、「経営感覚を兼ね備えた人財」のこと。特に、昨今の世の中の動きを考えると、「10年後の市場と自社の姿を描き、自分の想いを持って組織にイノベーションを起こすことができる人財」のこと

ジェック/マーケティングチーム 小倉

 

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