こんにちは、インタラクティブ研修講師の宇田川 摂です!
今回は研修における「ホワイトボード」の効用についてです。
私がファシリテートする研修では極力1島につき1枚のホワイトボードを用意して頂いております。
企業様によっては「模造紙ではだめですか?」「大きなポストイットではだめですか?」と聞かれることも多くありますので、あらためてホワイトボードの効用をまとめてみました。
【議論がブラッシュアップされる】
グループワークを口頭でしか行わないと、メンバーそれぞれが自分に都合がよい解釈をしている場合が多々あります。個々の考えをホワイトボードにまとめることで議論のヌケモレが格段に少なくなります。
【予期せぬ化学反応を起こす】
情報や仮説をホワイトボードにまとめることで、それぞれから新しい解釈(=化学反応)を生み出すことが可能になります。
【講師側にもメリットあり】
複数グループの議論をファシリテートする講師にとって、議論が可視化されることでグループ毎に適切なアドバイスを出すことができるようになります。
これ以外にも、ホワイトボードの前で立って議論することによる脳の活性化や、他人の議論にタダ乗りするケースを最小限に留めることなども可能です。
これらのメリットは研修のみならず、実際の業務においても同様の効果が期待できます。最近では会議室の壁一面がホワイトボードになっている企業様も増えてきましたね。
皆さまの会社もホワイトボードの効用についてもう一度考えてみてはいかがでしょうか?
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