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ラグビー日本代表と同じ方式であなたの会社を育てませんか?

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2015年12月02日

◎いまいるメンバーはダイヤモンドの原石

2015年9月19日、ラグビー日本代表が南アフリカを破る歴史的な大金星を挙げました。ラグビー後進国の日本を世界トップレベルまで引き上げたヘッドコーチ、エディー・ジョーンズが行ったことは一体何か?

それは、すでに実績のある一流選手を引き抜き試合に臨んだのではなく、ゼロベースから選手を育てたということ。つまり、いまいるメンバーの育て方を変え世界レベルに進化させたわけです。 実はそれと同じことが企業でも再現することができます。

 

◎人の力を最大限に引き出す最良の方法

とかく企業では、即戦力を求め優秀な人材ばかりを獲得することに着目されがちです。しかしそれは、読売ジャイアンツやレアル・マドリードの様に、スター選手を引き抜いて戦うという強者の理論です。 資本力がない弱小チームがスター選手ばかりを引き抜くことができるでしょうか?
これはビジネスシーンでも同じで、全体の0.1%にも満たない資本力がある強者だけが取れる戦略です。 優秀な社員を引き抜くのではなく、「より優秀な社員に育てる」というマインド。これこそが、ラグビー日本代表の歴史的勝利の要因です。 ラグビー日本代表が「コーチング」を上手く適用したのはすでに話題になっていますが、「人の力」を最大限に引き出すには、コーチングが最も適しています。

 

◎効果が分かりにくい社員研修

添付の図を入れる 社員教育の効果は数値にすることが難しく、その結果、マンネリ化する傾向があります。エビングハウスの忘却曲線によると、私たちの脳は1時間後には56%のことを忘れてしまうので、研修が終わる頃には、研修開始に学んだことをすでに忘れているかもしれません。もし、そのような状態でいくら研修を行っても、その効果は非常に薄いものになるでしょう。

 

◎企業カルチャーを変える社員教育

社員が最も影響を受けるのは「環境(企業カルチャー)」です。いくら研修を行ったとしても、普段の環境が変わらなければスグにそちらに引き戻されてしまいます。それら全て改善し進化させることができるのは、ラグビー日本代表も取り入れたコーチングしかありません。
米国での調査によると、「人の力」を最大限に引き出す企業カルチャーを構築した企業は、そうで無い企業と比較して純利益で756倍もの差を生む事が分かっています。
にわかには信じられない数字ですが、ラグビー日本代表がチームにコーチングを導入したように、企業というチームにコーチングを導入して強化する新しい試みが、これからさらに広がっていくと思います。

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