経営哲学の一環として九星を学ばれている年始早々、時代の潮流にすでに乗ったクライアントから、今年の流れを伺いましたので、シェアいたします。
今年は乙未(きのとひつじ)。
世の中は「乙」という字にみられるように右へいったり、左へいったりと右往左往するようです。
日本経済も円安、続く増税予定や、物価上昇、アベノミクスの影響で、様々なことが決まったり、覆されたり。
世界的に見ても、アメリカ、中東、ヨーロッパなどでも、安定した流れは生まれにくい1年になるようです。
また、「未」という字は、木の上に、十が重なっており、木が生い茂り、前が見えにくく暗くなる=未来が見えない。という意味があるそう。
すなわち、混沌とした世の中で先が見えにくい1年になるということ。
どうも、何事も我慢の一年になるようですね。
「我慢!?結構もうしてるのに・・・」
なんて、溜息が聞こえてきそうですが、こういう時は発想の転換が必要です。
先が見えないと「漠然とした不安」が心に染みわたります。しかし、怖くなる気持ちを、まるでジェットコースターに乗る前の、「恐怖とワクワク」の混同した気持ちに置き換えて。
外的要因に引きずられないよう、心はヒツジ並みにふわふわのクッションで、自分と近くの人を暖め、緩やかな気分をご提供する。そんな一年にしてはいかがでしょうか。
ビジョン設定や、中期計画で3年先、5年先を見据えるといいますが、様々に確実に用意をしていても、明日のことはどんな人でも「不確実」です。
そんな時こそ、足掻かない。足元をコツコツ。地場を固めるチャンスです。
ビジネスの現場で良く登場するマトリクス「緊急性x重要性」の第二領域、「緊急ではないけれど、重要なこと」にしっかりと軸足を置き、なかなか先は見えないけれど、見えていることをおろそかにしないのも本当に力を発揮する時の準備が必要です。
・体調管理を万全にする
・学びたかった講座を受講する
・資格試験を受ける
・家族との時間を定期的に確保する
・自分の習慣を見直す・・・etc
いつでもやれるからこそ、やらないのが、この第ニ領域です。
世の中の価値観がどんどんと変化しています。価値が変化すれば、あなたが提供するサービスの、業務の価値も意味合いが変わります。
時代の潮流を良く見て、乗り遅れないようにするには、今年は「世の中は右往左往の1年。気持ちはモコモコゆったりで。」と意識して過ごしてみてください。